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中古車相場の変遷

中古車相場はどのように変遷するのか

中古車相場は主に「需要」と「供給」の二つの要素によって成り立っています。
需要はどれだけの人が商品、ここにおいては「中古車」を欲しがっているかということをあらわしています。
対して供給はどれだけの量の商品が市場に存在しているかということをあらわしています。
こうした市場における価格決定のメカニズムは経済学では「需要と供給」と呼ばれます。
需要が高ければ高いほど価格は上昇し、供給が多ければ多いほど価格は下落するというのが基本的なメカニズムとなっています。
これは中古車相場でも同様のメカニズムを見ることが出来、中古車相場は需要と供給のメカニズムにしたがって変遷するのです。
まず需要が高い状態、例えば増税前の駆け込み需要などが発生している場合です。
この場合では需要が非常に高いにもかかわらず供給が通常時の量から変化していないため、市場では品不足が発生します。
品不足となると以前までと同様の商品であったとしても、それをより強く欲しいと考えている人が普段よりも高い価格で購入しようとします。
それを見た中古車販売業者は「高くても売れる」状況であると判断するため、一時的に価格は吊りあがることとなります。
この価格はある程度まで上昇していくと、消費者が出せない金額に到達するか、上昇中の金額で「高くても買う」という消費者へ商品がいきわたり、需要量の低下が発生することとなります。
需要量が低下すると高騰した価格の中古車は売れなくなっていきますので、価格の上昇にはブレーキがかかることとなります。
結果として、価格は需要の量に相応しい位置で落ち着くこととなるのです。
対して供給が高い場合、例えば一度に多くの人が車を中古車として売却した場合です。
この場合では需要が一定量であるにもかかわらず、供給の量だけが低下する状態となるため、需要が高いケースとは正反対に「品余り」が発生します。
中古車販売業者は中古車を商品として保有している間も維持費が計上されることとなるため、なるべく早期に在庫を減らそうと価格を下落させます。
そうなると「これくらい安いのなら買う」と判断する消費者が現れ、安く販売されている中古車は消費者に購入され、市場に存在する商品の数が減少します。
これは「中古車が普段よりも安い」という状況であるため、通常時での価格では購入を考えなかった消費者が秘めていた需要を刺激することとなり、結果として、需要量は供給量に相応しい位置で落ち着くこととなるのです。
これらは需要と供給の基本的なメカニズムであり、様々な条件によってそのバランスは変動します。
中古車相場は「需要と供給」を一定のバランスを保つように変遷を続けているといえるのです。

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